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2017/02/06

SOH事業 生徒活動発表会

| by:企画・図書課
2月4日(土)県立21世紀館において、平成28年度スーパーオンリーワンハイスクール事業の活動成果発表会が行われ、
本校の取り組みが今年度の最優秀賞に輝きました。
 発表生徒は電気科3年富田涼太君、機械科3年梶本蒼太君、辻竜太君の3名です。以下にその内容について紹介します。
 発表要旨
  地域の課題である「放置竹林問題」を解決するため、次の3つのプランを立て活動を行った。
 1.安全・安心プラン
   ここでは、本校が独自に開発した防災懐中電灯の「ぽてっとライト」の普及活動を行っている。今年度の活動の目玉は、その教材化の成功である。近隣の阿南第一中学校の要望に応え、3年生約140名分の組み立てキットを準備して行った出前授業は大好評を得、次年度の予約もすでにいただいている。また、全員が船酔いに苦しみながら、伊島町の全世帯に届けた無料配布活動は、今後は阿南市内の病院や福祉避難所などへと範囲を広げ、後輩達に引き継がれている。なお、この 「ぽてっとライト」は、先月東京で行われた第14回高校生技術・アイデアコンテスト全国大会において、応募総数53作品中第2位に当たる優秀賞を獲得した。
  ・・・以降は会場内の様子も交えて・・・。
 2.エネルギープラン
   ここでは、燃焼エネルギーが杉やヒノキの2倍もある竹のエネルギーに注目したものづくりについての発表。伐採した竹をその場で薪にできる6分割式の「竹割り器」の実演では会場からの拍手を、さらに、竹薪を活用した防災かまどの新商品 「どこでもぼわ~」の登場では場内の失笑を・・。このように唯一、会場と一体化したキャッチボール型プレゼンが本校ペースで進められた。
 3.環境プラン
   ここでは、NPO法人竹林再生会議と連携しての放置竹林伐採と穂先タケノコの商品化を進める活動について。1年がかりで整備された里山が画面にいっぱいに映し出された時、その美しさに会場全体が息を呑み、し~んとなった。しかし、そこで阿南工業の鉄板ネタ 「こんなきれいなところで彼女とお弁当を・・・」のくだりでは、今年さらなる進化を遂げ、またまた場内を爆笑の渦に巻き込んだ。そして、これまでは市場に出回っていない「穂先タケノコの商品化」では、収穫が簡単なだけでなく、収穫後は竹が枯れてくれるので「放置竹林解消の救世主になる」と将来の展望を述べ、最後はいつもの 「To be continued・・・」の決めゼリフで発表を終えた。 
 お世話になった皆様へ
 今年度のこの活動も、今回の成果発表会をもちまして、ほぼ終了となりました。各連携先の皆様たいへんお世話になりありがとうございました。特にNPO法人竹林再生会議様から教えていただいた「技と夢」は、私たちの活動の大きな原動力となりました。ここに改めてお礼申し上げます。これからも阿南工業の「あこうバンブーミクス」は地域に愛され、地域とともに前進していくことを目指し、新たな挑戦を続けていきます。



12:59 | スーパーオンリーワンハイスクール事業